ヤンバルクイナが見れる場所は生態展示施設!所要時間や料金は?

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ヤンバルクイナが見れる場所は生態展示施設!所要時間や料金は?

沖縄に行ったら、ヤンバルクイナって見れるのかな

子供たちに見せてあげたいんだけど

「ヤンバルクイナに会いたい!」そんな気持ちを持っている人も多いはず。でも、野生のヤンバルクイナを見つけるのって、実はかなり難しいんです。特に観光で沖縄に来ている人にとっては、時間も限られているし、なかなか厳しいかも…。

そこでおすすめなのが、生態展示施設での観察!ここなら、天気が悪くても、時間が限られていても、確実にヤンバルクイナに出会えます。しかも、優しいスタッフさんが詳しく解説してくれるから、子供から大人まで楽しく学べちゃうんです。

「でも、施設で見るのは野生じゃないよね…」って思う人もいるかもしれません。たしかに、自然の中での出会いには特別な魅力がありますよね。でも、施設での観察にも大きなメリットがあるんです!

まず、近くで見られるから、普段は見られない行動や仕草まではっきり観察できます。写真も上手に撮れるし、子供たちにとっても、貴重な生き物との出会いが確実に体験できるんです。何より、ヤンバルクイナについてしっかり学べるから、野生の個体を守ることの大切さも実感できます。

そこで、今回はヤンバルクイナを間近で観察できる生態展示施設の詳しい情報や、見学のコツ、写真の撮り方まで、楽しく分かりやすくご紹介していきますね!

この記事で分かること!
  • ・施設の基本情報
  • ・見学の最適な時間帯
  • ・おすすめの撮影方法
タップできる目次

ヤンバルクイナ生態展示施設の基本情報と料金

国立公園内にあるヤンバルクイナ生態展示施設は、日本で唯一ヤンバルクイナを間近で観察できる公共施設です。2013年9月の開所以来、たくさんの観光客の心をつかんできました。今は2代目のクー太くんが人気者として活躍中で、写真撮影もOKなんですよ。

那覇からは少し距離があるものの、やんばるの自然を感じながらゆっくりと観察できる貴重なスポットとして注目を集めています。施設の中は清潔に保たれていて、ゆったりとした雰囲気で過ごせます。

施設の場所と特徴

場所は国道58号線から県道70号線を通って山間部に入ったところにあります。山道を通っていく途中、実は野生のヤンバルクイナに出会えることも。運が良ければ道路を横切る姿が見られるかもしれませんが、運転には十分な注意が必要です。

駐車場は無料で30〜40台停められるので、週末でも駐車場探しに困ることはありません。パターゴルフ場も併設されていて、ちょっとした息抜きもできちゃいます。入口では靴底の消毒をしてから中に入るので、清潔な環境が保たれているのも嬉しいポイントですね。

山道は運転に気を付けて、のんびり行くのがおすすめです!

開館時間と定休日

施設は年中営業していますが、毎週水曜日がお休み。祝日は通常通り開いているので、連休中の観光プランに組み込みやすいですよ。朝から夕方まで開いていますが、季節によって営業時間が変わることもあるので、事前に確認しておくと安心です。特に冬は日が短いので、営業時間が少し短くなることもあります。

年末年始は特別な営業時間になることもあるので、遠方から来る予定の方は電話で確認しておくと確実です。せっかく来たのに休みだった…なんてことにならないように、ちょっとした確認が大切ですね。

水曜日以外なら大丈夫!事前確認でスムーズな見学を

入場料について

入場料は大人一人700円です。2024年1月時点の料金で、以前の500円から少し上がりました。でも、この料金は絶滅危惧種であるヤンバルクイナの保護活動や、施設の維持管理に使われているんです。実は、野生のヤンバルクイナは年間30羽ほどが交通事故で命を落としているという現実があり、その保護活動にも大切に使われています。

施設内にはかわいいグッズも販売されていて、お土産を買うことでも保護活動に協力できます。オリジナルの記念品やキーホルダーなど、思い出に残る品々がそろっていますよ。

沖縄の貴重な自然を守る活動に参加できる、そんな気持ちで訪れてみてください

所要時間の目安

「どのくらい時間があれば十分?」という質問をよく受けますが、基本的には30分から1時間あれば施設内を充分に見学できます。でも、おすすめは1時間から1時間半の滞在。というのも、スタッフさんの解説がとても面白くて、思わず聞き入ってしまうんです。

スタッフさんはヤンバルクイナのことを本当によく知っていて、クー太くんの性格や日々の様子、野生での生態まで、たくさんの興味深い話を聞かせてくれます。写真を撮ったり、解説を聞いたり、ゆっくり観察したりする時間を含めると、やっぱり1時間くらいは欲しいところですね。

せっかくだから、ゆっくり楽しんでいってくださいね

ヤンバルクイナの見学のポイント

ヤンバルクイナのクー太くんに会うなら、ちょっとしたコツを押さえておくと確実に出会えます。実はクー太くんは賢くて、餌の時間をしっかり覚えているんです。そんな賢いクー太くんの魅力を、上手に観察するポイントをお伝えしましょう。

見学の最適時間

クー太くんに一番会いやすいのは、実は毎時5分の給餌時間前後です。自動給餌機から餌が落ちてくるのを知っているクー太くんは、その時間になると木陰から元気よく走り出てきます。時には全力疾走の姿も見られて、その姿がとってもキュートなんです。

朝一番の開館時も、クー太くんが活発に動き回る時間帯。特に、朝は池の水が新しく替えられた後に水浴びをすることが多いので、可愛らしい水浴びシーンに出会えるチャンスです。

毎時5分の給餌タイムを狙うのが、クー太くんに会える確実な方法です

スタッフ解説の時間

ヤンバルクイナ生態展示施設の魅力の一つが、スタッフさんの解説です。クー太くんへの深い愛情が伝わってくる楽しい解説で、思わず何度も聞きたくなってしまうほど。スタッフさんはクー太くんの性格はもちろん、野生のヤンバルクイナの保護活動についても詳しく教えてくれます。

解説を聞くと、ヤンバルクイナの知能がカラス並みに高いことや、時速40キロで走れることなど、意外な一面も知ることができます。また、野生での生態や保護活動の現状など、ここでしか聞けない貴重な情報もたくさん。特に子供連れの方は、スタッフの解説を聞くことで、自然保護の大切さを学ぶ良い機会になりますよ。

スタッフさんの愛情たっぷりの解説で、もっとヤンバルクイナが好きになります

撮影スポット

写真撮影は観察ブースのガラス越しになりますが、クー太くんは人懐っこい性格で、カメラを向けると近づいてきてくれることも。青い服や赤い服を着ていると興味を示してくれやすいそうです。ただし、黒い服は警戒してしまうことがあるので、撮影の際は明るい色の服装がおすすめです。

また、施設の外観にはカラフルな壁画があり、思い出の一枚を撮るのにぴったり。自然豊かな景色を背景に、素敵な写真が撮れますよ。朝方や夕方は、やんばるの森の美しい光が差し込んで、より雰囲気のある写真が撮影できます。

クー太くんは意外とカメラ目線をくれる、天性のモデルさんなんです

朝一来場のコツ

朝一番での来場なら、クー太くんの一日の始まりを見られるチャンスです。朝は比較的涼しく活動的な時間帯で、毛づくろいをしたり、元気に走り回ったりする姿を観察できます。また、この時間帯は観光客も少なめなので、ゆっくりと観察を楽しめるメリットもあります。

朝は道路も空いているので、那覇方面からスムーズにアクセスできます。ただし、山道では野生動物が活発に活動する時間帯でもあるので、安全運転を心がけましょう。途中で野生のヤンバルクイナに出会えるかもしれませんが、事故防止のため、必ず徐行運転で進むようにしてください。

朝一番なら、クー太くんの元気いっぱいな姿に出会えますよ

ヤンバルクイナくー太くんの日常と魅力

施設のアイドル的存在のクー太くん。実は、たくさんの候補の中からオーディションを勝ち抜いて、この施設で暮らすことになったんです。人間をまったく警戒しない珍しい性格で、観察ブースの前でいろんな表情や仕草を見せてくれます。

エサの時間帯

クー太くんの一番の楽しみは、毎時5分にある給餌タイム。自動給餌機から餌が落ちてくる時間を完璧に覚えていて、時間になるとソワソワし始めます。餌が落ちてくると、全力で走っていく姿は必見です。特に面白いのが、お腹が空いていなくても、習慣的に餌場に走っていくところ。その賢さに、思わず笑顔になってしまいます。

餌場に向かうときは、観察ブースの前を通るので、写真撮影のチャンスでもあります。最近は餌がいつでもあることを理解しているようで、少しマイペースになってきているそうですが、それもまたクー太くんらしい成長なんです。

時計代わりに餌の時間を覚えちゃう賢いクー太くんにびっくり!

人気の行動パターン

クー太くんには、見ている人を楽しませる特徴的な行動がいくつもあります。例えば、お気に入りの床暖房付きの巣箱の前でくつろいだり、突然の水浴びを始めたり。時には木に登って、スルスルと滑るように降りてくる姿も見られます。

特に興味深いのが、青い服や赤い服を着た人に興味を示すこと。カメラを構えると、さらに近づいてきてポーズを取ってくれることも。まるでモデルさんのような立ち居振る舞いに、思わず長居してしまう人も多いんです。

思わず時間を忘れて見入ってしまう、クー太くんの愛らしい仕草の数々

スタッフとの関係

施設のスタッフさんたちは、まるで家族のようにクー太くんのことを大切にしています。毎日の様子を細かく観察し、体調管理にも気を配っています。時には夏バテ気味の時もありますが、そんな時は好物のエサで元気づけたり、様子を見守ったり。

スタッフさんの解説を聞いていると、クー太くんへの深い愛情が伝わってきます。ヤンバルクイナの知能の高さや、野生での生態、保護活動の重要性など、スタッフさんならではの視点で教えてくれるのも、この施設の魅力の一つです。

スタッフさんとクー太くんの信頼関係が、施設の雰囲気を温かくしています

写真撮影のコツ

クー太くんの写真を上手に撮るコツは、まず時間帯を狙うこと。給餌の時間や、朝の活動的な時間帯がおすすめです。また、明るい色の服を着ていると興味を示してくれやすいので、近くまで来てくれる確率が高くなります。

時にはガラスの前でじっと立ち止まってポーズを取ってくれることも。動きが速いヤンバルクイナですが、クー太くんは撮影慣れしているので、落ち着いた様子で写真に収まってくれます。世界でも珍しい、写真映えするヤンバルクイナとして、多くのカメラマンに愛されているんです。

世界一フォトジェニックなヤンバルクイナ、それがクー太くんです!

まとめ ヤンバルクイナとの出会い方完全ガイド

今回は、やんばる地域の希少鳥類、ヤンバルクイナを観察できる生態展示施設の情報について紹介しました!

この記事のポイント!
  • 見学時間は30分程度
  • スタッフ解説あり
  • 朝の観察がおすすめ

生態展示施設では、飼育員の解説付きで間近にヤンバルクイナを観察できます。特に朝の給餌時間には活発に動き回る姿が見られ、写真撮影にも最適です。

スタッフさんの説明も分かりやすくて、貴重な体験ができる場所だったね

この記事を参考に、沖縄の天然記念物との出会いを楽しんでね

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